【がん治療】丸山ワクチン入手&治験実施までの道のり

丸山ワクチン

こんにちは!ハタラクオンナです。

今回は、「【がん治療】丸山ワクチン入手&治験実施までの道のり」というテーマでお送りしたいと思います。

丸山ワクチンとは?

実際に受領した丸山ワクチン

「がん腫が縮小した」「延命効果があった」の声があがる未認可のワクチン

丸山ワクチンの歴史は大変長く、その誕生は75年以上前にも遡るそうです。

最初は皮膚結核の治療薬として誕生したけれど、あれ、このワクチン、ガンにも効くんじゃないか?という偶然発生的な気付きで今日まで50年以上の長きに渡りガン治療の現場で治験薬として、40万人以上に投与されてきたという事です(参考:丸山ワクチン・オフィシャルサイト)。

丸山ワクチン(SSM=Specific Substance MARUYAMA)は1944年、皮膚結核の治療薬として誕生しました。(中略)皮膚結核やハンセン病の治療に打ち込むなかで、あるとき、この二つの病気にはガン患者が少ないという共通点が見つかりました。このようにして、ガンに対するワクチンの作用を調べる研究が始まりました。

1964年の暮れ、丸山は実際のガン治療にワクチンを用いることを決意し、知り合いの医師にワクチンを使ってみてくれるように依頼しました。そのうちに、あちこちの医師から「ガンの縮小がみられる」などの報告が届くようになります。なによりも驚いたのは、ワクチンを打った末期ガンの患者さんの中に、ガンと共存して何年も元気に暮らす人が現れるようになったことです。

「ワクチンを使えば、人がガンと共存できる道が開けるのではないか?」丸山は、体からガンを排除する従来の治療法ではなく、ガンを体内に宿したまま生きる方法もあると確信し、こうしてワクチン療法によるガン治療が始まりました。

引用:丸山ワクチン・オフィシャルサイト

丸山ワクチン患者・家族の会」のホームページでは体験談として「延命効果があった」「丸山ワクチンは確かに効果がありました」といったたくさんの声が投稿されています。

丸山ワクチンの5つの特徴

  1. 副作用がない
  2. 延命効果が高い
  3. 痛みなどの自覚症状が消える
  4. がんが縮小・消失する
  5. がんの成長・転移が抑制される

引用:丸山ワクチンパンフレットより

これらが本当であれば是非とも試したい!!そう思いますよね。

厚生労働省に認可されていない=保険適用でない、標準治療ではない

効果があるという声が多く聞かれる丸山ワクチンですが、厚生労働省からは「有効性・安全性・品質が確認されていない」という理由で未だに認可されていません(参考:国が認めない丸山ワクチンの謎)。

風の噂では、丸山ワクチンのような安価(1クール9,000円税別)で効果のあるワクチンが標準治療として認可されることで、現行の抗がん剤で儲けている製薬会社や病院が大打撃を受けるから丸山ワクチンは認可しないように圧力をかけているとか…要するにガン利権?
…真相はわかりません。

有償治験薬という形で長く実施され続けている

厚生労働省は「有償治験薬」という名目で丸山ワクチンの暫定的な使用を承認しており、認可はしないが、使用は認めるという中途半端な状態で現在まで至っているという事です。

ちなみに、白血球減少治療剤として厚生労働省から認可されているアンサー20は、丸山ワクチンAの10倍濃度で成分は同じとの事です。

認可されている薬と同じ成分であるという事も信頼につながりますね。

丸山ワクチンに頼る事となった経緯

配偶者のガン

私の配偶者がガンになった事で「ガン 治す方法」「ガン 消失」とかで検索しまくった結果、丸山ワクチンのホームページにたどり着きました。

「厚生労働省から認可されていない」「有償治験薬として40年くらいずっと使われている」「ガン利権」「丸山ワクチンでガンが消失する」「延命効果がある」

丸山ワクチンを調べるといろんな情報が飛び交っています。

「使ってみようか…」

ただ、ハードルとなるのは

  • かかりつけの医者が丸山ワクチンを実施してくれるかわからないこと
  • 初回はどうしても日本医科大学(東京)まで行かなければならないこと

それらがネックとなっていたのと、本人も体調はそこまで悪い状態ではなく、まずは標準治療の抗がん剤で様子を見よう、という判断をしました。

オプジーボ投与を境に腫瘍マーカーが異常な高値に

TS-1、タキソール、アブラキサン、段階を追ってどれを試しても腫瘍マーカー(CA19-9)の値が200〜800の間をさまよっていてなかなか基準値の37以下まで下がらない状況が続きました。

そして段階を追って次に投与されたのが、2018年にノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑さんの「オプジーボ」という免疫チェックポイント阻害薬(免疫の力に働きかけてがんを退治する)でした。「夢の新薬」と言われていますが、高額医療費支給制度が適用されるとしても高額なお薬です。これをまず2週に1回を1クールとして3クールの予定でやってみたところ、2クール目で夫の容態が急変しました。

急いで夫を車に乗せて病院に行き、血液検査をしてみたところ、腫瘍マーカーが測定できる範囲の12000以上という結果に…

どちらにせよ新薬では良い結果を得ることができませんでした。

医者にサジを投げられた

オプジーボの影響かどうかはわからないのですが、上がってしまった腫瘍マーカーの数値、12000以上…とりあえず残り1クールのオプジーボ投与はやめることになりました。まだ投与を実施していない別の抗がん剤がないわけではないが、この状態から別の抗がん剤を実施するのはあまりにリスクが大きい、とりあえず点滴で栄養補給して様子を見る、ということで実質医師からサジを投げられた状態となりました。

「奥さんも、そろそろ最悪の事態を覚悟する段階に入っています」

その時の主治医の言葉で、私の何かにスイッチが入りました。

「とりあえず、やれることは全部やろう。」

そう考えた瞬間に、頭に浮かんだのが「丸山ワクチン」でした。

丸山ワクチンを実施するための「最初で最後のハードル」

丸山ワクチンの治験実施をしてくれる病院を見つけること

丸山ワクチンを実施するための「最初で最後のハードル」が「丸山ワクチンの治験実施をしてくれる病院を見つけること」なんですね。

月曜、火曜、木曜の指定の時間に丸山ワクチンの患者・家族の会に電話して丸山ワクチン実施実績のある医院を紹介してもらうのも手です。

私も上記の団体に電話で問い合わせをして、家の周りにある丸山ワクチン実施実績のある医院を複数紹介してもらいました。私の住んでいる区ではざっと20院ほどの医院名が挙がりました。

ただ、紹介してもらった家の近くの医院に問い合わせると「主治医の紹介状があればやってあげるよ。」とか「20年くらい前まではやっていたけれど、今はやっていない!」とかいう医院もあったので、事情はそれぞれです。

それでも、医院がOKと言ってくれればOKになるので、引き下がらずに根気強く頼んでみるのもひとつの手です。

我々の場合は、「腫瘍マーカーが12000以上になった状態で抗がん剤投与はリスクが高すぎる」と言われた瞬間に、主治医の先生にダメ元で「丸山ワクチンの治験を実施してもらえますか!!」と頼んだらあっさりOKいただけたので、結局はそれですんなり最初で最後のハードルを超えることができました。

丸山ワクチンの入手方法

初回は日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設に丸山ワクチンを取りに行く

どんな状況であっても、初回は日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設に丸山ワクチンを取りに行く必要があるとのことでした。ただ、患者本人ではなく家族が行ってもOKということだったので、関西在住の私は主治医から承諾をもらったその日に東京行きを決めました。

医者からもらう必要な書類

  • 治験承諾書
  • SSM治験登録書

丸山ワクチンのホームページからダウンロードしたものに病状の詳細を書いてもらいました。

それを受け取ったら日曜日の夜にソッコーで伊丹から羽田へ飛びます!!

入手できる曜日、時間、場所

丸山ワクチンを受け取れるのは、月曜日、火曜日、木曜日の午前9時から11時と限られているので遅れてはいけない、ということで日曜日の夜に前乗りしました。

適当にホテルを取って、次の日の朝8時には早々にチェックアウト。いざ日本医科大学へ!土地勘がなく、迷ったら大変なのでタクシーで向かいます!

ホテルがあった神田から日本医科大学まではタクシーで10分もかからない位でした。

いよいよ丸山ワクチン受領へ

到着したらすぐに丸山ワクチンの看板が

丸山ワクチン

日本医科大学付属病院の東館に、ワクチン療法研究施設があります。

午前8時半くらいに着いたのですが、入り口には早々に丸山ワクチンはこちらです的な看板が掲げられていてホッとしました。

書類提出&料金支払い

機械から出てくる1番の番号札を取って受付の方に治験承諾書とSSM治験登録書を渡します。無事受け入れ可能だったようで、このタイミングで丸山ワクチンの料金を支払います。

本体9000円で税込で9900円でした。

丸山ワクチンについてのDVDを鑑賞

その後、丸山ワクチンの説明用DVDを鑑賞し(以前は説明会だったようですがDVD鑑賞でした)、理解を深めます。

大体事前に調べていた情報と重複していたのでここでは割愛しますが、先に記述した丸山ワクチンの5つの特徴についての紹介でした。

ただ、DVD中に出てくる丸山ワクチンを開発した故・丸山千里先生のやさしさが折りに触れて感じられ、なんか知らんのですが、感動して涙を流してしまいました。

カウンセリング

DVD観賞後、持っている番号札の番号がモニターに表示される形で呼び出されます。カウンセリング部屋のようなところが5箇所位パーテーションでブースが区切られていて、その一角に案内されます。別のブースではすでに医師と治験希望者が盛んに言葉を交わしている状況でした。

カウンセリングをしてくれたのは講師も務めているという(そう名札で表示されていた)女性の医師でした。

夫の容態を資料で確認してもらい、今までの経緯の詳細を私の方からも話した後、滞りなく丸山ワクチンを頂くことができました。

丸山ワクチンにはAとBの2種類があり、BはAの10分の1の濃度だそうです。

それをAから皮下注射で打ち始め、一日置いて次はB、という具合に交互に打つとのことでした。

ワクチンは飛行機に乗せても問題ないとのことでしたが、時間が合わなかったので帰りは新幹線で早々に大阪まで帰りました。そしてその日の夕方から丸山ワクチンを打ち始めたのでした…あとは効果が感じられることを願うばかりです。

実際に足を運んで感じたこと

時間通りに行けばきっちりと対応してくれる

丸山ワクチンを受け取るまでは、はっきり言って不安ばかりでした。

丸山ワクチンは研究所まで足を運ばなければ受領できないし、もし万が一やっていなかったらどうしようとか、書類の不備ではねられたり、いろいろ難癖つけられて丸山ワクチンを受領させてもらえなかったらどうしようとか、究極の殿様商売的な感じなのではないか?と不安でいっぱいでした。

しかし、実際足を運んでみると、その雰囲気は比較的あたたかい感じで、書類の審査もスムーズに進み、カウンセリングでもこちらの話をしっかり聞いてくださり、終始あたたかい雰囲気でした。

患者家族の会事務局が併設

ワクチン研究所の待合室の隣に患者家族の会事務局が併設されており、そこで丸山ワクチンのパンフレットとその歴史についてのDVDが無料でお渡しすると軒先の掲示板に張り紙があったので、「欲しいんですが…」と話しかけたら、事務局の方も快く渡してくださいました。

がんに悩んだり苦しんだりしている者同士、なにか共通のコミュニティ的なつながりを感じた気がした一日でした。