こんにちは!普通のOLです。
今回は、「【断捨離】卒アルは今すぐ断捨離すべき理由」というテーマでお送りしたいと思います。
先日こんなツイートをしました。
今日、中学の卒アルを捨てた。
すごい肩の荷が降りた気分。
キレイな思い出として消化せねばと努力したが、微塵も良いことがなかったと、素直に認める事にした。
捨てた事で、やっと過去の自分にありがとうと言えた気がする。— ハタラク オンナ (@hataraku_woman) November 12, 2019
結論から言うと、学生時代の卒業アルバムの断捨離、最高です。
特に多感な時期でいろいろあった中学の卒アルを思いっきりゴミ袋にバーン!と入れてゴミの日に生ゴミと一緒に捨てたときの爽快感と来たらありません。
何かモヤモヤしている人は、卒アルなど、過去に囚われるアイテムをこの機会に捨ててしまう事をおすすめします。
今回は、それら理由を述べていきたいと思います。
コンテンツ
卒アル捨てるの良すぎて動画も撮っちゃいました
よければ↓YouTubeの方も行ってみてください。
断捨離の効能
まずは基本に立ち返って、断捨離の効能についてポイントをお話ししたいと思います。それは以下の3点と言えるのではないでしょうか。
1、無駄な消費を抑えられる(金銭的、精神的、時間的)
断捨離の効能は、「金銭的・精神的・時間的に無駄な消費を抑えられる」というところにあります。
それではひとつひとつ詳細を見ていきましょう。
金銭的に無駄な消費
物を断捨離すれば、それを維持するための金銭的コストを抑えられます。思い出の品であれば、それを保存するための収納箱を購入したりなどです。
収納スペースなんて小さいことかも知れませんが、あなたが持っている物ひとつひとつにそういったコストがかかっていると考えると、バカにならない額になるものです。
精神的に無駄な消費
捨てられない物は、場合によってはあなたの心を消費するだけの呪いの品になることもあります。
なんとなく置いているけど、捨てられない物ってありませんか?
なんとなく置いているけど全然好みではないもらったぬいぐるみ、新調した服に備え付けてあった補足のボタン、展示会の粗品としてもらったけれどいつ使うかわからない防水用スマホケースなどなど…
それらを目にする度に、それに関連するどうでもいい思い出が蘇るのです。
気持ちが踊るようにときめく思い出が蘇るのであればいいのですが、あまり楽しくなかった女子会や、自分が一番辛かった時期を思い出すのであれば、これは紛れもなく精神的に無駄な消費です。
時間的に無駄な消費
惰性でとっている物品を見て精神的に消費することで、嫌な思い出があなたの頭を支配し、それに時間を奪われます。それにより、あなたの命とも言える大切な時間が消費されるのは、無駄以外の何者でもありません。
上記のような理由が、断捨離することで金銭的、精神的、時間的に無駄な消費を抑えられる謂れです。
2、部屋が片付く
当然、断捨離で物がなくなれば、意識せずとも部屋がどんどん片付いていきます。
あれもこれも整理しなければ、と気を揉まなくても部屋が整然としている状態になります。
3、心が整う
部屋が整然となることで、心が整います。
惰性で置いているほとんど不要な物品も、あなたにちょっとずつメッセージを送っているのです。それを手にすることで、あなたの心はその物品が発するメッセージを読み取り、心をそこに消費します。
その物品から感じる感情ががときめくのでなければ、その物品とのお別れのサインです。
それを断捨離をするととても解放された気持ちになります。
断捨離は、精神衛生上も大変良いのです。
卒アルを断捨離するメリット
先日は私は卒業アルバムを断捨離したのですが、卒アルって、常識や慣習に則れば、学生時代の卒アルは思い出品として未来に渡って保管しておく物品として捉えられていますよね。
それでも卒アルを断捨離して良かったと思います。
その理由は3つあります。
理由1、心と時間を消費する必要がなくなる
「卒アルは将来に渡り残しておく貴重な思い出の品」
その常識や慣習に従うことがあなたを幸せな精神状態にするかと言えば必ずしもそうではありません。
特に学生時代にいい思い出がない人にとって、卒アルは呪いの物品です。
例えば…
- 凄絶なイジメに遭っていた
- スクールカーストの底辺にいて人権なんてほとんどなかった
- 廊下を歩くだけで「キショイ」と間接的に言われていた
- スクールカーストの上位にいる子の言いなりでイジメたくもないのに弱いクラスメイトのイジメに加担させられた
とか。
そういった人が卒アルを開くと、その時の思い出が鮮明に蘇ってくるんですよね。そして、ちょっとずつ精気を奪われていく。
卒アルを見る事で、あるいはそこに卒アルが存在していると認識する事で嫌な思い出が蘇り、ちょっとずつ精気を奪われ、精神的に消費します。しばらく嫌だった学生時代を思い出し時間が経つ。そして、本来であればもっと生産的で前向きな考え事をする時間も奪われるのです。
あなたの命とも言える大切な時間が消費されるのは、無駄以外の何者でもありません。
これは紛れもない精神的・時間的に無駄な消費です。
卒アルを捨てる事で、そんな無駄がなくなります。
理由2、単純に卒アルの体積分スペースが増える
卒アルって無駄に大きいですよね。硬い、重い、潰しが効かない。とにかく邪魔。
そんな卒アルは捨ててしまえばその分スペースができます。
その開いたスペースに、今のあなたが一番幸せな気持ちになる物を置けばいいのです。
それを見る度に幸せな気持ちになる、そんな物を置きましょう。
理由3、人間関係をリセットできる
卒アル断捨離は、人間関係のしがらみをリセットしてくれる作用があります。
以下のエピソードは別の卒アルを断捨離した方の話です。
卒アルを捨ててから、地元に帰って学生時代のクラスメイトと街でバッタリ会った時に、
「あれ、〇〇じゃん、久しぶりー」と何の気なしに話しかけ、相手もちょっとびっくりした感じだったけど、「ああ、久しぶりー」と明るく返してくれて暫く話したというエピソードがありました。
話しかけた数秒後に「あ、この子ってそう言えば中学時代私をやたら小馬鹿にしてきた奴じゃなかったっけ?」とうっすら思い出しますが、なんかそんな事気にならなくなっているんですよね。
これが卒アルを持ち続けていたらこんな風に気にせず話しかけられなかったかも知れない。
要するに、卒アルを断捨離した事で学生時代の人間関係に囚われる事なく、むしろそれがリセットされ、当時の関係を気にする事なく元クラスメイトに話しかける事ができたって事なんですよね。
実際に卒アルを断捨離してみた感想
すごくいい!!
すごくいい!!です。これに尽きます。惰性で卒アルを持ち続けている人にはおすすめの断捨離です。
「キレイな思い出」として残そうと心を無意識に消費していた
私は中学時代が人生一番の黒歴史なのですが、自分の中でそれを「青春時代のキレイな思い出」として消化しようと必死で心を消費していたのだと思います。
卒アルを見る度に、辛かった思い出が蘇る。心がざわつく。
でもそれを無理やり「青春時代のキレイな思い出」に消化しようと心のエネルギーを消費する。でも、どう頑張っても中学時代の思い出は、私の中で老廃物か汚物にしか消化する事しかできませんでした。
過去に本当の意味で感謝できた(かも知れない)
私にとって中学は黒歴史です。
- 親に褒められるために好きでもない運動部に入って毎日叩きあげられていた事
- 顔全体にニキビができて化け物のようになった事
- 女友達に容姿を蔑まれた事
- 中三の受験真っ只中の一番大事な時に保健室登校になった事
- せっかく部活頑張ったのに内申だだ下がりになった事
- 摂食障害を発症した事
- 果ては児童相談所に一時保護された事…
卒アルがある事で、それらの黒歴史を無意識に思い出し、どうにかしてそれらを「青春のキレイな思い出」として消化しようと心を消費していました。
でもこの度、私の中学時代は微塵もいい事がなかった、汚物のような思い出ですと、素直に認めることにしました。そして、卒アルを捨てるに至ったのです。
本当に不思議ですが、いい思い出はなかった!とスッパリ切り捨てると同時に、素直に過去にありがとうと思えた気がしたのです。
学生時代が黒歴史だったという方に、是非「卒アル断捨離」をオススメします!