こんにちは、ハタラクオンナです。
空前の副業ブームですが、会社員の方にとって断然有利なのは不動産投資ですよね。
今回の記事は、これから不動産投資を考えられている方にちょっと役立つ事ができれば幸いです。
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投資用不動産を購入するなら買付申込書を必携する【不動産投資】
買付け申込書とは
買付証明書とは、(中略)物件を買いたい人が売主や仲介業者に提出する書類のことです。
(中略)この書類を提出することで、「この物件をこの金額で購入したい」という意思を売主や仲介業者に表明することになります。
(中略)買付証明書は法的な提出義務があるわけではなく、不動産取引の実務において慣行としてやりとりされている書類です。
要するに、不動産購入の意思を書面ではっきりと表明するものになるわけですね。
購入するという意思があっても、口頭だけでは、最悪あとで話を詰める事ができないですからね。
というわけで、よい物件が現れたらすぐに意思表明できるように、買付申込書は必携です。
「買付申込書ってどこで売ってるの?どこかで配布しているもの?」と思われる方もいるかもしれないのですが、買付申込書は決まった書式があるわけではないので、自分でwordやexcelで作成したものでOKです。
ただ、これを作成するときに、明記しなければならない項目としては、
- 購入者の名前
- 住所
- 連絡先
- 購入希望価格
- 希望する手付金額
- 購入希望対象の不動産
上記は基本的な内容なので当たり前ですね。
で、融資を組む場合は、
- 金融機関名
- 希望する融資金利
といった具合になります。
業者から提供される場合はそれを使う場合もあるんですが、法的拘束力はないので、絶対にこれでないといけない!というものはありません。
大体の場合メールでもOK
昔はFAXで不動産購入申込書を提出していたのですが、
今の時代なので、文書が残ればいいという意味では、A4の書面でなくてもいいケースもあります。
業者からの不動産買付申込書をメール本文で出された経験がたまにありました。
私らが買主の場合は、それを相手側が有効なものとして受け取るかどうかは別ですが、購入申込なので大体受け取ってくれるはずです…。
例えば、メールの件名を「○○市〇○町不動産購入申込書」として、
本文に先ほど紹介した内容を書けば有効になるはずです。
ただ、不動産業界はいまだにFAXが使われている業界なようなので、業者によっては必ず書面をFAXしてほしいと言われるかもしれません。
(今って2020年だよな…)
では購入申込書に記述する内容を深堀してみましょう。
購入希望価格
購入希望価格の欄には、ご自身がその不動産をいくらで購入したいかの希望の価格を記入します。
決して売り出し価格でないといけないなんてことはないです。
あんまりディスカウントしすぎると受け取った購入申込書を担当者にその場でゴミ箱に捨てられるかも知れませんが、こちらとしてはそれで1円も損することはないので、バンバン希望の価格を書けばよいかと思います。
そこから反応があれば、物件価格についてはすり合わせをしていくって流れになる感じです。
不動産運用シミュレーションを買主なりに試算した結果、出てきた希望価格という事で明確に意思を示すことができます。
書面で示した以上、これより高い価格では買わない!という固い意志表示になるので安心感があります。
希望する手付金額
手付金不動産購入意思の本気度を見せるために大体物件価格の10%を先に売主に渡すっていう業界の慣習的なものです。
これも法的に物件価格の10%でないといけないーみたいなのはないのですが、基本は10%ほどはないと業者さんに渋い顔をされますね。
でも、私の経験で、低額な物件ではありましたが「手付なし」で決済当日に全額支払うっていうケースもありました。
ま、手付金ってそんな感じのものと覚えてくださればと思います。
金融機関名・希望する融資金利
融資を組む場合は、希望する金利を明記しておけば安心です!!
私は一度、融資を組んで購入しようとした物件があるのですが、それの金利が想定より高くなってしまったので、シミュレーションし直すと完全に赤字!みたいな状態になりそうになったことがあります。
でも救われた!!と思ったのは、「融資が金利2.0%以下でおりた場合この物件を購入する」と購入申込書に明記していた事でした。
結局それにより、その物件の購入は白紙撤回され、手付金も戻ってきた、というエピソードがあります。
ああ、助かった~。
書面での意思表示はめちゃ大事
つくづく思いますが、書面で意思表示するのは、後で言った言わないにならないので本当に大事だなと思います。
特に不動産のような大きな買い物は書面が必須ですね。
そんなわけで、ちょっとでもお役に立てれば幸いです。